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ニュース解説 2026年9月27日

AIがお金を使う時代へ ステーブルコインは「AIのお財布」になるのか

AIがお金を使う時代へ ステーブルコインは「AIのお財布」になるのか

今回のニュースは、これからのAIと暗号資産がつながる未来を考えるうえで重要なものです。

米大手暗号資産取引所CoinbaseのCEO、ブライアン・アームストロング氏が、「AIエージェントが増えれば、暗号資産やステーブルコインが主要な決済手段になっていく」という考えを示しました。

「AIエージェント」とは何か

これまでのAIは、人間の質問に答えるものが中心でした。一方でAIエージェントは、たとえば「東京のホテルを探しておいて」とお願いすると、ホテルを探し、料金や条件を比較し、予約や支払いまで行います。

つまり「答えるAI」から「自分で仕事をするAI」へ進化しているということです。

AIはどうやって支払うのか

AIが自動でデータやサービスを購入するようになると、そのたびに人間が決済するのは現実的ではありません。そこで注目されているのがステーブルコインです。

ステーブルコインはプログラムから自動で送金でき、原則24時間動かせるため、AIとの相性がよいと考えられています。さらにCoinbaseなどが推進する「x402」では、AIエージェントがウォレットからサービス料金を自動で決済する仕組みも開発されています。

たとえば、こんな世界

AIに「毎朝、世界のニュースを分析して投資レポートを作って」とお願いすると、AIがニュースデータを購入し、必要なサービスを利用し、ステーブルコインで支払い、分析してレポートを完成させる。ここまでをすべて自動で行う世界です。

つまり、AI自身が「お客さん」になる可能性があるということです。

なぜ重要なのか

将来、一人の人間が複数のAIエージェントを使い、企業ではさらに多くのAIが働くようになるかもしれません。そうなると、AI同士でも大量のお金のやり取りが発生する世界が考えられます。

AIが増える、AIの取引が増える、決済インフラが必要になる、そしてステーブルコインの利用が増える可能性がある。これが今回の話の流れです。

AIとブロックチェーンの組み合わせ

AIは「自動で考えて行動する技術」、ブロックチェーンは「インターネット上で価値を動かす技術」です。

この2つが組み合わされば、AIが働き、サービスを購入し、お金を支払うという、新しい「AIエージェント経済」が生まれる可能性があります。

まだ始まったばかり

ただし、「AIが必ずステーブルコインを使う」と決まったわけではありません。銀行やカード会社もAI向けの決済を開発しており、規制・セキュリティ・不正利用などの課題もあります。

現時点では、「AI × ステーブルコイン」という新しい市場の可能性が見え始めた段階と考えるのがよいでしょう。

まとめ

今回の最大のポイントは、ステーブルコインを使うのが人間だけではなくなる可能性があるということです。

これからは「人間が暗号資産をどう使うか」から「AIが暗号資産をどう使うか」へ。AIエージェントが当たり前になる未来に、ステーブルコインやブロックチェーンが「AI時代のお金のインフラ」になるのか。今後も注目していきたいテーマです。


出典:Phemex

みんなのマネースクール あい学長

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