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ニュース解説 2026年10月21日

JPモルガンがビットコインの長期予測を初公表 「今後10〜15年で年率10%」の意味とは

JPモルガンがビットコインの長期予測を初公表 「今後10〜15年で年率10%」の意味とは

今日のニュースは、ビットコインの長期投資を考えるうえで、とても興味深いニュースです。

世界最大級の金融グループであるJPモルガンの資産運用部門が、毎年発表している「長期資本市場想定」の中で、初めてビットコインの長期リターン予測を発表しました。その数字が、今後10〜15年間、年率複利10%です。

もちろん、将来を保証する数字ではありません。それでも注目したいのは、世界的な大手金融機関がBTCを長期的な資産として分析の対象に入れたことです。

他の資産と比べると?

JPモルガンの長期予測では、次のようになっています。

ビットコイン 10.0%
米国REIT 8.2%
米国大型株 7.5%
金 5.5%

今回比較されている主要資産の中でも、BTCの想定リターンは非常に高い水準です。

これまでビットコインは、「投機ではないか」「長期投資には向かないのではないか」と思われることもありました。そのBTCを、JPモルガンが株式や金、不動産などと並べて10〜15年という長期の目線で分析した。ここに大きな意味があります。

年率10%とはどれくらい?

例えば100万円を年率10%の複利で運用できたと仮定すると、10年後には約259万円、15年後には約418万円になります。

これは、100万円が毎年10万円ずつ増えるという意味ではありません。利益にさらに利益がついていく。これが複利です。長期投資では、この複利の力が非常に大きくなります。

ただしBTCには大きな値動きがある

ここは必ず理解しておきたいところです。JPモルガンはBTCの年率リターンを10%と予測する一方で、年間のボラティリティ(価格変動率)を55%と想定しています。米国大型株は18%、金は17.2%です。

つまりBTCは、期待リターンが高い代わりに、値動きも圧倒的に大きい資産です。途中で30%、40%と大きく下落する可能性も十分にあります。だからこそ、余裕資金で長期的に考えることが重要です。

一番重要なのは「誰が言ったか」

今回特に注目したいのは、「BTCが年率10%」という数字だけではありません。これまで伝統的な金融の世界から距離を置かれることも多かったBTCを、JPモルガンが正式な長期予測の対象に加えたことです。

これはBTCが、「一部の暗号資産投資家が買うもの」から「世界の金融機関が長期資産として研究するもの」へ変わってきたことを示す、一つの象徴だと考えられます。

まとめ

このニュースを見て、「BTCなら毎年10%増えるんだ」とは考えないでください。これはあくまで、JPモルガンによる10〜15年という長期の予測です。

大切なのは、ビットコイン10.0%、米国REIT 8.2%、米国大型株7.5%、金5.5%という数字を、世界的な金融機関が長期予測として示したことです。ここには大きな変化が表れています。

ビットコインは短期の値動きだけを見ると、とても激しい資産です。だからこそ毎日の上げ下げだけでなく、「10年、15年という時間軸で、世界の金融機関がBTCをどう見始めているのか」という大きな流れを見ることも大切です。

短期の価格に一喜一憂せず、長期的な視点もしっかり持って学んでいきましょう。

投資の判断は、必ずご自身の責任で行ってください。


出典:CoinPost

みんなのマネースクール あい学長

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