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ニュース解説 2026年10月7日

SECとCFTCが足並み BTC・ETH・XRPなどを「デジタルコモディティ」と明確化

SECとCFTCが足並み BTC・ETH・XRPなどを「デジタルコモディティ」と明確化

今回は、暗号資産市場にとって非常に重要なニュースです。

米国の二大規制当局であるSEC(証券取引委員会)とCFTC(商品先物取引委員会)が、共同解釈として、BTC・ETH・XRP・SOLなど主要な暗号資産を「デジタルコモディティ」の具体例として示しています。

この共同解釈は今年3月に発表されていましたが、今回CFTCが新しい暗号資産市場の規制を説明する中で、改めて明確に示しました。これには大きな意味があります。

そもそも「証券かどうか」はなぜ重要?

米国では長年、「暗号資産は証券なのか、商品なのか」という問題が続いてきました。

証券に分類されれば、株式などと同じようにSECの厳しい証券規制を受ける可能性があります。この曖昧さが、取引所や企業、機関投資家にとって大きなリスクでした。

今回、SECとCFTCが同じ方向性を示したことで、「何が証券で、何がデジタルコモディティなのか」という境界線が、以前よりかなり見えやすくなりました。

具体的な銘柄名が示されたことの重み

今回の分類では、次のような銘柄がデジタルコモディティの具体例として挙げられています。

BTC・ETH・XRP・SOL・ADA・LINK・AVAX・DOT・XLM・XTZ・LTC・DOGE・BCH・HBAR・SHIB・APT

ここが非常に重要です。単に「暗号資産の一部」と言ったのではなく、規制当局が具体的な銘柄名まで示したからです。

特に注目したいのがXRPです。XRPは長年、SECとの訴訟によって「証券なのか」が市場の大きなテーマでした。そのXRPまでデジタルコモディティの具体例として名前が挙がったことは、米国での規制上の不透明感が大きく後退したことを示しています。

なぜ機関投資家にとって重要なのか

大きな金融機関ほど、「儲かりそうだから買う」だけでは動けません。「法律上どう扱われるのか」が非常に重要です。

ルールが明確になれば、ETF・先物・カストディ・金融商品・企業向けサービスなどを作りやすくなります。

つまり今回のニュースは、明日価格が急騰するという話ではありません。機関投資家の大きな資金が暗号資産市場へ入りやすくなるための土台が整ってきたと捉えることが大切です。

取引所のルールも変わっていく

さらにCFTCは、暗号資産取引所に対する新しい連邦規制の枠組みも進めています。その中には、顧客資産を本当に保有しているかを確認する「準備金証明」を求める案もあります。

FTXのような問題を繰り返さないために、暗号資産を禁止するのではなく、ルールを作って金融市場の中へ入れていく。米国の方向性がかなり見えてきました。

ただし一つ注意

今回の共同解釈は非常に重要ですが、「今後永久に証券になる可能性がゼロ」という意味ではありません。

銘柄そのものが証券でなくても、販売方法や契約内容によって証券法の対象になる場合があります。ここは分けて理解しておきましょう。

まとめ

今回いちばん重要なのは、SECとCFTCが同じ方向を向き始めたことだと思います。

これまで暗号資産市場の大きな問題だったのは、「ルールが分からないこと」でした。しかし今は、BTC・ETH・XRP・SOLなど主要銘柄の立ち位置が、少しずつ明確になっています。

暗号資産は、「規制されるから終わる市場」ではなく、「規制を整えて金融市場に組み込まれていく市場」へ。この変化は、短期の価格以上に重要です。

これからは値動きだけでなく、「どの銘柄が正式な金融インフラの中へ入っていくのか」という点を見ていきましょう。


出典:CoinPost

みんなのマネースクール あい学長

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